ホワイトボードテーブルを自作してみた。

2009-11-03

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巷に売ってあるホワイトボードテーブルでお手軽なものがなく、少々お高いので自分で作ってみた記録です。

目的

みなさんご存知のようにWEBサイトの計画やメンバーとのブレストなど頻繁に意見を出し合う場では紙の上でアイデアや意見を書いたり消したりしていてはスムーズな議論を進めることができません。

そこでホワイトボードの出番です。 常に新しいものを生み出し続けているGoogle社でも、企画のアイデア出しや議論する上でホワイトボードは大活躍のツールとしてあちこちに設置してあります。 だったらいっそのことテーブル自体をホワイトボードにしちゃったらいいじゃないかということで作ってみたわけです。

材料

  • コクヨのマグボ(FBH-23W)(900mm × 600mm)
  • HOME ERECTA(ホームエレクター)などのワイヤーシェルフ(900mm×450mm)とポール4本
  • ホームセンターでHOME ERECTA用に切ってもらった天板(900mm × 450mm)
  • 鉄板代わりのスチールホワイトボード×6
  • 両面テープ

作り方

マグボが届いた

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今回の主役はこのマグボ(FB-H23W)です。 今回はamazonで注文。 600mm×900mmのマグネットホワイトボードでシート状になっており、スチール面があればどこでも大画面のホワイトボードとして利用することができます。

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今回マグボを選んだ理由としては以下の2点。

  • 大きい
  • 加工が容易

まず大きさはホワイトボードテーブルを作る場合に非常に重要な要素です。

というのも、アイデアを展開する場として使う場合は紙にしろ何にしろ、なるべく大きな領域を確保しないと想像力が制限されてしまうのです。 マインドマップを提唱しているトニー・ブザン氏も「アイデアを描く場合は想像力を制限しないようにA4サイズ以上の領域を確保するように」と推奨しています。

また、加工が容易な点も重要。 テーブルの寸法は配置する場所によって様々ですから、ホワイトボードもそのテーブルのサイズにフィットするようにカットしないといけません。 マグボは市販のカッターで簡単にカットできるのでテーブルのサイズに柔軟に対応できます。

天板にスチールホワイトボードを貼り付け

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ホームエレクターであれば、スチール天板の「パンチングシェルフ」があるのでこの項目は飛ばしてもかまいません。 また、天板にこのマグボをホッチキスや鋲などで留めて貼り付ければいきなり完成です。 今回は表面の美しさと交換を容易にする柔軟性、そしてありものの板を利用したかったので、板に鉄板を貼り付けて、その上にマグボを吸着させる方法にしました。 これならばマグボが汚れて交換が必要になってもペリッとはがすだけでOKです。

peel_board.jpg

スチール板を探すのに少々手間取りましたが、ダイソーにあったA4サイズの簡易スチールホワイトボードの鉄板部分のみを取り出して利用することにしました。 裏は単にダンボール紙で出来ていたのでマイナスドライバーで簡単にはがし取ることができました。

もし天板の角がカットされている場合は、スチール板も同様にカットする必要があります。カットは市販のカッターで軽く型をつけて折り曲げると折り取ることができました。 鉄板の加工なのでお子さんにはやらせないほうが良いでしょう。

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スチールの貼り付けには、これまたダイソーの両面テープにお世話になりました。

角が落としてある天板へのスチール板の貼付けで注意する点は、角のあるものとないものがあるのでスチール板に番号を振って貼り位置をきめておくことです。

whiteboard_make_numbering.jpg

マグボをテーブルにあわせてカッターでカット

さて、いよいよマグボのカットです。

whiteboard_make_cutting_magubo.jpg

無事にスチール板を天板に貼り付けたら、裏返してマグボに貼りあわせます。 このときに天板のエッジにしたがってマグボをカッターでカットしていきます。 意外とサクサクと切れていきました。

完成!

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完成です! 自作ですが使い勝手は十分です。

天板のもう片面は木で出来ているので、打ち合わせ以外では裏返して普通のテーブルとして利用できます。

whiteboard_table_complete2.jpg
whiteboard_table_complete3.jpg

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2009-11-03