書評:SEのための将来価値を生む人脈「交遊」学
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仕事でも、人脈を論理的に損得で考えない方が成功すると確信できた一冊。
一般的にSEの人は正直言って、この辺りの認識が欠けていることが多いです。 というわけで自省の意味で読んでみました。
30歳辺りになると悩むこと
この辺りの年齢になってくると、考えざるをえないのが「仕事の将来設計」。
自分はどの方向性でこれからやっていくべきか? この会社のままでいいのか、それとも独立か? 関わる人達も内部の人間ばかりでいいのか? など、仕事に忙殺されながら帰りの電車で悶々とする日々。。
本書ではその導きとして「SEが自立すること」を促します。
SEの自立って?
著者の森川さんは「自立の概念」として、以下の5つのステップを提示しています。
自立の概念
- 自己依存:他に期待せず、自分自身に期待する。
- 自己管理:自らの可能性を最大限に発揮する。
- 自己責任:真の原因は自分自身にあると考える。
- 自己評価:本物を目指して、とことんやる。
- 他社支援:他者を信頼して支援する。
SEって論理的に問題分析をするのが得意な人が多いですが、実はこれが人間関係では致命的にデメリットになることが多いのです。
問題が起こると、自分に問題があるところしか関わらない。 他人が助けを求めている(と気づいている)場合でも「それはあんたが考えるところだから」と突っぱねる。 これがいけない。
ましてや、会社の部下以上に仕事先のクライアントに対してそのような態度では、自分で将来の墓穴を掘っているようなものです。
本書では、なぜSEが人付き合いが悪く、暗い人が多いのかを論理的に分析している所もあって「確かにそうだな...」と唸ってしまいました。 逆に考えるとそのような分析と逆のことをすると良くなることなので参考になりますよ。
SEのための自己啓発書
著者の森川滋之さんは、バリバリのSE時代に上司からの罵倒で「自分で仕事を取ってくること」に目覚め、ITビジネスの本質を普及させるためにITコンサルティングを行われています。
本質とは、人をしっかり見ることにほかなりません。 SEでありながら、人を見るためにはどうすれば良いのか、その答えの一つの解が本書ではないでしょうか。
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