(書評)実行力をつけたいなら「やりとげる力」を読め!
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「人を動かす
」を読んで思いやりの心は分かった。
「7つの習慣
」を読んで、振る舞い方は分かった。
「思考は現実化する
」を読んで、どう考えるかは分かった。
「チーズはどこへ消えた?
」で変化を恐れないで生きることは分かった。
これらのすばらしい本を読んで成功した人は確実にいます。 でも。 あなたは成功していない。 なぜ?
それは、あなたが実行力を身につける術を心得ていないから。
「行動の一歩を踏み出せ」とよく言われる、その一歩の前に、とてつもなく大きな壁があることをあなたは知らないから。
この「やりとげる力」には、そのとてつもなく大きな壁を乗り越えるための答えがはっきりと書いてあります。
心構え
さて、最初に「壁」と書きました。 そう、この本は心して読むことをおすすめします。
人によっては成功するための努力(努力というか、チャレンジか)を突きつけられてショックを受けるかもしれません。
でも、最初に挙げた自己啓発書のバイブルとも言える成功本の数々を読んでも分からなかった、もう一つの重要なパズルのピースを「必ず」見つけることができるでしょう。
本書に書かれてあることは、著者であるスティーヴン・プレスフィールドの実際の体験によるものです。 彼は一度どころか、何度もどん底を経験した人物です。
レジスタンスという魔物
この本では、あなたの行動力を阻害する内的、あるいは外的な抵抗勢力を「レジスタンス」という名前で呼んでいます。
それに対し、自分の成すべきことを考え、実行に移そうとしている人を「アーティスト」と呼んでいます。
この本では、レジスタンスの性質や好物、苦手な物などを挙げ、それに打ち勝つ人(プロフェッショナル)になるためには、どうすれば良いのかを教えてくれます。
原書の「The War of Art」というタイトルはここから取ったものでしょう。
あなたの敵。 自分で「有限実行」と言いながら実行できなかったときの自己嫌悪感など、なんとなく感じていたものの、真正面から向き合い、正体を突き止めることをしなかった魔物。
それをこの本によって目の前に照らし出されて、正体を見せてもらった時の衝撃。 なんとも言えないうれしさがありました。
何を成すためにあなたは生まれてきたのか
あまり崇高なことは書きたくないですが...笑
人はみんな「自我」が強すぎて、自分を中心に考える傾向があります。
遊びでもビジネスでも、自分が楽しめるかどうかが重要であり、嫌なことはやりたくありません。
そして、そこに罠があります。 何においても「嫌なこと」「逃げたいこと」というのは誰にでも訪れるということ。
そして、本当に成すべきこととは、そのような価値観で見つけるものではないということ。 このルールから外れたとたん、あなたは間違いなくレジスタンスの餌食になってしまうでしょう。
他のバイブル的成功本に書いてあることは、ほぼすべて納得できることですが、そう簡単に活動するための栄養源にすることはできません。
そのことに、あなたも気づいているのではないでしょうか?
そうです、あらゆる自己啓発書を読んだ今のあなたと、いわゆる実際に成功している人との間には、大きな溝があるのです。 IT業界の言葉でいうと「キャズム」と呼ばれる溝です。
本書はまさに自己啓発書における「キャズム」を明らかにし、それを乗り越えるための本。
「やりとげる力」という橋をかけなければ、永遠に成功することはないんです。
間違いなく、今年読んだ中でベスト1に挙げたい名著です。 個人的に殿堂入り決定。
#第3部のスピリチュアルな章は、難解な章として知られていますが、この第3部をはっきり理解できない事には、本書の本当の価値を感じることはできません。
深く理解したい場合は、ニール・ドナルド・ウォルシュ「神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)」や、「波動の法則
」を先に読んでおくと良いでしょう。 特に「神との対話」がおすすめ。
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