もうダマされないぞ!「騙されないための世界経済入門」
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すげー!セキルバーグの「S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説3」並におもしろい!笑
しかも、こっちはフリーメーソンとかの怪しい都市伝説ではない「モノホン」の世界ですよ。 世界各国の思惑が激突する現代社会の真の姿が紹介されているのです。
邪な考えで手にとってしまった本でしたが、あまりに面白くて(そして怖くて)小説を読むようなすんごい勢いで読みきっちゃいましたよ。
いい意味でタイトルに「騙された」!
正直言って、この本を手に取る99%の読者はタイトルどおり「騙されないようにお金儲けしよう。。」と考えている人たちでしょう。 きっとあなたもそうなんでしょう!!笑
ええ、私もそうでした!
たしかに、本書を読むと「どこに投資すれば良いか?」「何に、いつ投資すればいいのか?」ということが形になって見えてきます。 そういう意味では、お金儲け目的でも十分読むに値する本でしょう。 しかし、本書の真の醍醐味はそこではありません。 では何か?
点でしかなかった知識が、線でつながる快感...
かつてAppleのSEO、じゃなかった、CEOであるスティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学の卒業式に招かれた際、感動的なスピーチを行いました。 その中で、大変重要なメッセージをつぶやきます。
(知識の)点と点を線で繋げなさい。
そう。 世界経済の本質を理解するには、知識の点と点を線で繋げること。 世界で起こっている事象を点だけで捉えるのではなく、関係性を理解することが本質なのです。
この本はそのことを教えてくれました。 アメリカ、欧州、中国、東南アジアやアフリカ諸国、そして日本。
これらの国々の経済がどのような流れになって今の状態に至っているのか、そしてその国々の強みと弱み、弱みを克服するために何をしようとしているのか。 その壮大なドラマの役者はだれなのか。
こういったことが著者の豊富な知識と経験から次々と導きだされていきます。 「経済は感情で動く」と言われ、単に数字や過去の法則だけを見ていても予測できないものとも言われますが、上記のような関係性を把握していると、それは予測ではなく、もはや「シナリオ」のようにさえ思えてきます。
まとめ
かなりマクロな視点での構成にはなっていますが、自分にとって、今後どう振る舞っていけばいいのか、TVや新聞、はたまたネットの記事にも踊らされずに、何を見て行動すれば良いのかが徐々に分かってくるでしょう。
本書をきっちり読み解くには、少々の金融知識と用語が必要ですが、知識がなくても本書の魅力は衰えないと思います。 2011年の世界経済を慌てずに迎えるためのバイブルと言えます。 これから投資を学ぼう・やってみようと思っている方はぜひ。
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