財布を新調するなら... ~稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?~
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私事ですが、2011年のお正月に財布を新調しまして...初めて長財布にしてみましたよ。
すると、Amazonを見ているとこの本が目に止まり「なんてタイムリーな!」と思って速攻で購入。 タイトルに偽りなしですが、本書「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」は、それ以上にお金の扱い方の本質に迫る非常に深い本でした。
著者が体験した、心に刺さる話が満載
長財布を基本としたお金の扱い方については確かに書いてあるのですが、「そもそもどうして著者はそのような考えに至ったのか?」というのが最初に感じた疑問。
そしてそれは、本書を読み進んでいくうちに徐々に明らかになっていきます。
著者は税理士さんなのですが、私がいままで持っていた、典型的な税理士のイメージを見事に壊してくれました。
とにかく、若い時からお金で苦労しまくっていたのです。 お小遣いが足りないとか、貰えなかったとかいうレベルではありません。 高校生にして膨大な親の借金を背負うことになったのです。
そこでの苦労話から立派な税理士になっていく下りは、涙なしには読めませんよ。。 「財布の本を読んでいたのに...」なんていう些細な疑問はとっくに吹っ飛んでいました。
500を超える経営者の財布を見てきた税理士
著者は税理士になってから、機会があれば経営者の財布を見せてもらっていたといいます。 その数500以上。
財布の中身を見せてくれるくらいですから、仕事相手にも話さない、いろいろな話を聞ける立場でもあります。 これはほんと税理士さんの特権ですよね。
数多くの経営者からの視点と、彼らを客観的に見てきた著者の視点が組み合わさった、非常に説得力のあるお金の見方・使い方は、これまでぼんやりとしか見えていなかったお金の価値観をバッチリ焦点の合わさったものにしてくれました。
お金に「いってらっしゃい」を言う
多くの役に立つメッセージの中で一つだけ紹介すると、例えば「お金を使うときに『いってらっしゃい』と言う」。 そうすると、普段やりがちな衝動買いがなくなるというもの。
お金に「いってらっしゃい」と思える使い方は、お金を投資として使っているということ。 言えない時はまず間違いなく浪費として使っているというのです。
これから外へいかにもよくないことをしに行こうとしている家族を、気持よく 「いってらっしゃい」と見送ることはできません。 それと同じで、無駄遣いしてしまう時というのは、いつものように見送る余裕がないのです。
2011年、新年を迎えるにあたりビジネスマンにぜひ読んでほしいかも。 財布の使い方を変えてくれ、引いてはお金の使い方までも大きく変えてくれる、深~い一冊です。
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