カフェがコップに氷を異常に入れるワケ
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photo by shishamo72
夏になると飲みたくなるアイスコーヒーやジュース類のアイス・ドリンク。
大手のカフェチェーン店などで「なんでこんなに氷を入れるの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は我々の想像以上の強かなカフェの戦略をご紹介。
「水増し」ならぬ「氷増し」戦略
分かりやすいのは氷を入れまくることで、本体のコーヒーやジュースの量を減らしてしまおうという「氷増し」戦略です。
入っている氷には立方体型の「キューブアイス」と小さい丸型でギザギザの「クラッシュアイス」の2種類がメインですが、キューブアイスのほうがやや溶けにくい性質があります。
クラッシュアイスはコップ内を埋め尽くしてしまう
その中でもクラッシュアイスは要注意です。 溶けやすい上にコップ内に隙間なく入りやすいので、メインのコーヒーやジュースの量がキューブアイスよりも少なくなる傾向にあります。
異常すぎるほどの氷の量
カフェの氷の量は、とにかく異常すぎるほど入れてあることが多いです。 試しにどこのカフェでも良いので、作っている所を見てみましょう。
まず真っ先にコップに入れられるのが氷です。 それもコップに満杯になるぐらいガーッ!と入れます。 そのあとに、コーヒーやジュースをチョロチョロっと入れて完成です。 そのコーヒーやジュースの量の少なさにきっと驚かれる方も多いでしょう。
カフェなどでアイスコーヒーを作る場合は、ドリップしたコーヒーを急激に冷やさないとコーヒーが濁ってしまう「クリームダウン現象」が起きるため、氷を多めに入れてある場合があります。
最初から冷えているパックのコーヒーやジュース類に対する氷増しとは意味が全く異なるので誤解しないようにしましょう。
でも、どうして消費者である私たちは喜んで受け入れているのでしょうか?
「最初の一口」戦略
そんなに氷増しされた私たちのドリンクですが、素直に受け入れてしまうように心理的な戦略が考えられています。
最初の一口は水増しされていないように感じる
当然ですが、氷を入れまくられたとはいえ、氷はすぐに溶けるわけではありません。 ですので、最初の一口あるいは最初のほうは濃い状態のドリンクを味わうことになります。
この時点で不満のある方はほとんどいないのではないでしょうか。
最初の一口で無意識にクオリティを決めてしまう
人が食べものや飲み物の味を最も意識するのが「最初の一口」です。 「ビールは最初の一口がうまい」といった言葉もあるように、2口目以降は最初の1口目よりは印象が薄まってしまうのです。
そのため、私たちは最初の一口で「このドリンクはこんな味だ」という印象を決めてしまい、それ以降の薄まってしまうドリンクのことまでは考えません。
お店側はそんなところまで考えてるんですね。
本当の量を知りたければ「氷なし」を頼んでみよう
氷増しされるのが嫌な人は一度「氷なしで」と店員さんにお願いしてみましょう。
現実を突きつけられて唖然とするかもしれませんが、実際の量を知ることができますよ。
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