戦略を考えると負け:ネットで成功しているのは<やめない人たち>である

2011-02-12

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なかなかストレートな本のタイトルで目を引く本があったので読んでみました。 ブログを書く身として日々感じていた漠然とした感覚が、成功しているみんながなんとなく感じていたものと同じであることを知って嬉しくなりましたね。

成功者たちのアンケートを集約

本書のコンセプトは非常に分かりやすいですね。 ネットで成功する秘訣を成功者の人たちに直接訊いて、意見を集めて分析。 最初に出てくるアンケート結果は壮観です。 読みにくいけど。笑

そして、後半ではそこから一体何が読み取れるか、結局どういうことなのか?ということをアンケート結果を踏まえて成功者の人たちや、成功者の人たちがリスペクトするGoogleの社員さんと語ってみる、という構成になっています。

狙った通りにならないネットの世界

本書全体を通して語られているのは「そんなに気張って考えるなよ、疲れるだけだよ」という、良い意味でのユルさ。 本書に登場するGoogleの社員でさえそうなのだから。

「こうなりたい」「こう思ってほしい」と願いながら必死でネタを考え、ブログを書いている人も多いと思いますが、それが自分の本能と乖離しているようではまず続きません。

それは、ネットの世界では情報の発信者の意図したとおりになりにくいという性質を持っているのです。

その結果、書くことによるストレスが蓄積していき、「継続」という一番重要な行動をおろそかにしてしまう。

あなたとブログの方向性がイマイチ合ってないと感じたら、本書を読んでみましょう。 きっとその間違った方向性を修正してくれるはずですよ。

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である [単行本(ソフトカバー)]


ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である [単行本(ソフトカバー)]

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