Flashでフェードイン・フェードアウトさせる方法(TransitionManager)
今回はActionScript 3.0で手軽にフェードイン・フェードアウト効果を実現することができる「TransitionManager」を使った例を書いていきたいと思います。
サンプルファイル
今回のサンプルとなるFlashのソースコードを公開するので、ダウンロードして見てみてください。
使いかた
利用する場合は、フェードイン・フェードアウトさせたいムービークリップのフレームスクリプトに埋め込んでください。
今回の例では写真自体はビットマップとして最背面に置いておき、fadePanelムービークリップをフェードイン・フェードアウトさせているので、見た目のアニメーションとは逆の命令を使っています。
fadein関数
徐々に見えるようにしたい場合に利用します。 以下の例のように引数に秒数を指定することができます。
fadePanel.fadein(2);
fadein関数
徐々に消えるようにしたい場合に利用します。 以下の例のように引数に秒数を指定することができます。
fadePanel.fadeout(2);
スクリプトコード
import fl.transitions.*; import fl.transitions.easing.*; /** * フェードイン関数 * * @param Number sec フェードインが完了するまでの秒数 */ function fadein(sec:Number) { var param:Object = { type:Fade, direction:Transition.IN, duration:sec, easing:None.easeNone }; TransitionManager.start(this, param); } /** * フェードアウト関数 * * @param Number sec フェードアウトが完了するまでの秒数 */ function fadeout(sec:Number) { var param:Object = { type:Fade, direction:Transition.OUT, duration:sec, easing:None.easeNone }; TransitionManager.start(this, param); } /** * 初期化(最初はパネルが見えないようにしておく) */ TransitionManager.start(this, {type:Fade, direction:Transition.OUT, duration:0.01, easing:None.easeNone}); stop();
Transition使わない版もあるよ
Transition Managerを使わないActionScript3.0版、それとActionScript2.0で実現しているサンプルをこちらに書いておくので参考にどうぞ。
2010-03-06