「smtp; 550 5.0.0 Access denied」エラーでメールが送れない。

メールサーバーを無事に設定して、メールアドレスも作成し、送受信テスト完了。

これでオッケーと思いきゃ、他のメールアカウントからメールをだそうとすると、以下のように「SMTP 550」のエラーが出ることがあります。

Action: failed
Status: 5.0.0
Remote-MTA: dns; XXX.XXX.XXX.XXX
Diagnostic-Code: smtp; 550 5.0.0 Access denied

一生懸命メールソフトの設定をいじってもうまくいきません。
なぜならサーバー側でアクセス制限を行なっているからです。

サーバーの設定を確認してみましょう。　テストサーバーや関係者のみアクセス可能なサーバーということで/etc/hosts.denyファイルで接続元を制限したりしていませんか？

他のメールアカウントからのメールは通常、別サーバーから送られるのでアクセスの制限をかけていると送信メールが配達されません。　制限するにしても、メールはちゃんと届くように制限を解除しておきましょう。

hosts.allow の例

SMTPにSendmailを使用していた場合を想定しています。

sendmail: ALL #SMTPを全てのホストで許可