Windows8でL2TPプロトコルのVPN接続を成功させる
iPhoneのテザリング機能で外から事務所のLANにVPN接続しようとしたら失敗しまくり、なんとか繋ぐことができたのでその記録をみなさんに共有したいと思います。
ちゃんとVPN接続設定したのに繋がらない!
PPTPだけでなく、L2TPVPNの設定もいくつかやったことがあったので、VPNの種類を「IPsecを利用したレイヤー2トンネリングプロトコル(L2TP/IPsec)」にしたり「認証に事前共有キーを使う」もちゃんと漏れなく入力したにも関わらず、VPN接続を開始すると30秒くらいすると以下のエラーメッセージが。
(VPN接続名)への接続エラー
エラー 809: リモートサーバーが応答しないため、使用するコンピューターとVPNサーバー間のネットワーク接続を確立できませんでした。
どうも、エラーメッセージの内容を読む限り、VPNサーバーに何も情報が届いてないのでは?と思い、根本的にWindows8だけの問題では無いのではないかという疑念が湧き上がりました。
そこでWindows8の制限を取っ払って検索していたところ、以下のページを発見1
参考になったページ:L2TP/IPSecのWindows7クライアント設定 備忘録
Regeditでレジストリ情報を編集する
結論からいくとWindowsレジストリ情報を編集するアプリ「regedit」を使って、新しい情報を追加する必要があることがわかりました。
※上記ページにも書いてありますが、レジストリ変更はWindows起動等に係る重要な設定情報があるので、下手にいじくりまくると取り返しの付かないことになってしまいますので、必ずバックアップを取り、あくまで自己責任の範囲内で作業を行ってください。
(とビビらせておいてなんですが、regeditをご存じの方なら意外とアッサリ設定できてしまうので、それほど身構えなくてもOKです。一応書いておかないといけないので。)
データの追加箇所は「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent」で、右に設定のリストがあるので、空いたところで「右クリック」→「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
すると新しいキーと値が設定できるようになるので、以下のようにキーと値のセットを入力して保存しましょう。
名前 | 値 | 備考 |
---|---|---|
Assume |
2 | 設定後の値は「0x00000002 (2)」になります |
追加すると以下のようになります。(2行目ですね)
VPN接続成功!!
設定が完了したら、一度Windowsを再起動しましょう。
再起動後はVPNの設定情報はいじらなくて良いので、通常通りの接続を行ってみてください。
お役に立ちましたでしょうか?
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