Twitter APIのリクエスト数制限などの仕様が更新されました
Twitter Developer の記事によると、これまであまり明確ではなかった、独自クライアントからのリクエスト制限などの仕様がデベロッパーからの多くの要望により明確化されたようです。
リクエスト数について
- OAuthによって認証されたユーザーからのリクエストであれば350リクエスト/時。
- 非認証ユーザーの場合はIPアドレスを元にした制限から150リクエスト/時。
- ただし、ユーザー数の多いサービスやサイトからのリクエストの場合は柔軟に拡張する。 Twitter社側の希望としては、より多いユーザー基盤を持つところをぜひサポートしたいと思っているため。
ということで、数の制限はありますがTwitter側でも柔軟に対応する姿勢が伺えます。 ユーザー数の多いサービスでリクエスト数制限に困っているところは思い切って直談判してみるのも良いかもしれませんね。
データをプッシュ配信してくれる「Site Streams」
これまでTwitter API はREST形式でリクエストして受け取るようなものになっていたため、Twitter側でデータが更新されてもリアルタイムで通知される仕組みがありませんでした。
Twitter のサーバーに対して定期的にリクエストして「擬似リアルタイム更新」をするしかありませんでした。
それを可能にするのが「Site Streams」というものです。 うれしいことに、Webベースのみではなく、スクリーンセーバーなどのデスクトップアプリケーションやユーティリティなどからでも利用可能になっています。
これはStreaming API の1つとして提供されるもので、OAuthによりアプリケーション認証されたユーザーの更新情報をリアルタイムにJSON形式で受信できる仕組みです。 REST API のリクエスト数制限などを受けずに利用することができます。
2011-10-06