独自コンテンツの価値を高める方法(著作者情報と関連付ける)
昨日、Googleウェブマスター向け公式ブログにおいて、著作者情報のマークアップに対応したという記事がアップされました。
Googleの被リンク検出アルゴリズム自体が学術論文の引用のしくみを元に作られているのはご存知かと思いますが、これに加えて「そのコンテンツは誰のものか」ということを記述することで、さらに価値を高められる可能性があります。
Google検索結果にプロフィールと併せて表示される
うまく設定されると、以下のように記事と併せて「どんな人が書いたのか」が同時に検索結果に表示されるようです。 これは非常に興味深いですね。
では、どのように設定するかを説明していきましょう。
コンテンツと著者ページ
シンプルに図にすると以下のような感じなのですが、まず「著者ページ」というものをすでに持っているかどうかによってリンクの貼り方が変わってきます。
著者ページというのは、自分を自己紹介しているページで、自分の書いたブログ記事リストなどが掲載されているページのことです。
ブログ内に著者ページを持っていない場合
ブログ内に自分の著者ページを持っていない場合は、Google+のプロフィールページを著者ページにすることができます。
<a rel="author" href="https://profiles.google.com/108357900067196005935">山下こうじについて</a>
ブログ内に著者ページを持っている場合
すでにブログ内に著者ページを持っている場合は、Google+のプロフィールページに間接的にリンクを貼ります。
記事からドメイン内著者ページへのリンクは以下のように「rel=”author”」属性をつけ、ドメイン内著者ページから外部プロフィールページへのリンクは「rel=”me”」属性をつけるようにしましょう。
<a rel="author" href="http://colo-ri.jp/my_profile.html">著者について</a>
<a rel="me" href="https://profiles.google.com/108357900067196005935">山下こうじについて</a>
記事からGoogle+プロフィールページまでリンクが貼られましたが、不正なリンクではないことを証明するために、Google+プロフィールページから記事に向けても同じように通常のリンクを貼ります。
このリンクは通常のリンクと同じで、特に属性をつける必要はありません。
著者情報のこのような関連付け方法について、Google+のプロフィールページとの関連付け方法が著者情報のページに詳しく掲載されているので、こちらも併せてご覧ください。
Googleによると、今回のこのようなしくみはHTML5のルールを踏まえたもので、今後さらにHTML5を意識してルールを変更していくという意図が読み取れます。
2011-11-26