Twitterで「個人ブランドを高めたい!…でも色々つぶやきたい!」のジレンマを解決する方法
津田大介さんの「情報の呼吸法」を読んでモヤッとしたものが残ったので、Twitterで無名の人にできるビジネス・スタート戦略を考えてみました。
情報の純度を期待するフォロワー
twitterでは情報のインプット元として、情報の純度(正確性や詳しさ)を高めるために各分野に特化した人物をフォローしていく傾向があります。
当然フォローされた側にそれを保証する義務はありませんが、本人の希望とは関係なくフォローした側はそれを期待します。
しかし、フォローされた本人は相手が期待していることばかりを発信することは変化を望まれていない点でかなり苦痛です。
人間は本来、飽きっぽい生き物ですから仕事の話もしたければ趣味やご飯といった話(フォロワーから見たらノイズ情報)もしたいでしょう。
でも相手にブランドとして見てもらう場合にはこのノイズが邪魔をします。
プログラミングやライフハックが中心の私のtwitterアカウントも、お菓子や天気についてつぶやくとフォロワーが減ります (^-^;;
相手がマルチインプットなら自分もマルチアウトプットで
では、情報の発信者として個人ブランドを高めつつ自由度も獲得したい場合はどうすれば良いでしょう?
1つの解決策として、私はアカウントを複数持つこと(マルチアカウント)を提案したいと思います。
私もビジネス用とプライベート用を分けて、ビジネス用では「ビジネスを成功させるためのプログラマー」として見てもらっていますが、プライベート用では大好きなお菓子の情報などをつぶやきます。
これがとても心地いいんですね。
マルチなアウトプット先を得たことで「これを発信して良いだろうか…」という悩みがスッキリします。
フォロワーにとってもノイズ情報が乗りませんから、受け手としても心地よい。
もちろん、あなたがフォロワーであればフォローしている人のすべてのつぶやきに興味があったらその人が作っているアカウントをすべてフォローすれば良いのです。
全部フォローした後に「このアカウントはやっぱりノイズだな〜」と思ったら外せば良いのです。
時おり別アカウントの発言も引用してみる=意外性
マルチアカウントを持ったことで、情報の純度を高めるためのアウトプット先を得ることができました。
一方でそれぞれの発言は単調なものになりがちですから、フォロワーがその中の1つしかフォローしていない場合は、時おり別アカウントの存在も紹介してみましょう。
ビジネス用のツイートの中に時おりプライベート用のアカウント紹介を織り交ぜると、より個人ブランドを高めることができると思いますよ。
2012-01-22