64ビット版CentOS6にPHPのMcrypt拡張パッケージをインストールする。

標準でphp-mcriptパッケージが入ってなかったので、インストールした記録です。

まず、サーバーの環境を確認

まずはサーバーOSがちゃんとCentOS6の64ビット版かどうかを確認します。 32ビット版だと「i386」のほうのパッケージをインストールしないといけませんからね。

# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 6.0 (Final)
# uname -a
Linux xxx.xxx.xxx 2.6.32-71.el6.x86_64 #1 SMP Fri May 20 03:51:51 BST 2011 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

というわけで、間違いなくCentOS6の64ビット版であることを確認できました。

CentOS6用のEPELをダウンロード&インストール

yumコマンドでインストールできるように、CentOS6版のEPELパッケージとGPGキーをダウンロードします。 EPELパッケージがインストールされていないと、yumコマンドでパッケージ検索しても何も出てきません。

#wget http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
#wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6

ダウンロードできたかどうかを確認して、インストール。

# ls -l
-rw-r--r-- 1 root root 14540 Nov  6 00:31 epel-release-6-8.noarch.rpm
-rw-r--r-- 1 root root  1649 May 12  2010 RPM-GPG-KEY-EPEL-6
# rpm --import RPM-GPG-KEY-EPEL-6
# rpm -ivh epel-release-6-8.noarch.rpm
Preparing...                ########################################### [100%]
1:epel-release           ########################################### [100%]

yumコマンドでphp-mcryptパッケージをインストール

準備ができたので、yumコマンドでphp-mcryptパッケージをインストールしましょう。

#yum install -y php-mcrypt.x86_64
...(中略)...
Installed:
php-mcrypt.x86_64 0:5.3.3-1.el6
Complete!

無事インストールできました!

パッケージ名は「#yum search “mcrypt”」で「mcrypt」関連のパッケージ名がずらずら出てくるので、「php-mcrypt」が付いているパッケージで調べることができます。

利用可能かどうかは、phpinfo()で確認します。 以下のように「Mcrypt」が「enable」になっていたらOKです。

phpinfo-php-mcrypt-enabled.jpg

お役に立ちましたでしょうか?

このページをシェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2013-01-11