EC-CUBE:独自のセッションを使う

EC-CUBE内はルールを守ってカスタマイズすれば、拡張性の高いECサイトが構築できますが、その中でもセッション情報の管理は要望が高いものの一つです。

セッションを管理するには SC_Session_Ex クラスを活用する

EC-CUBE内には「Session」の名前が含まれるクラスがいくつかありますが、その中でもカスタマイズによく活用するクラスが「SC_Session_Ex」クラスです。

以下にSC_Session_Exクラスの主要メソッドを挙げます。

メソッド 役割
SetSession($key, $val) セッションのデータをDBに書き込む
GetSession($key) セッションのデータをDBから読み込む

セッション情報の削除メソッドは用意されていないようです。 以下の方法で削除するのが確実でしょう。

unset($_SESSION[$key]);

SC_Session_Exクラスの活用例

保存し、維持しておきたいデータがある場合は以下のようにして保存しておきます。

$objSess = new SC_Session_Ex();
$objSess->SetSession('plg_myplugin_var', 100);

そして、保存しておいたセッションデータを取り出す場合は以下のようにします。

$objSess = new SC_Session_Ex();
$plg_myplugin_var = $objSess->GetSession('plg_myplugin_var');
//必要がなければセッションデータを削除
unset($_SESSION['plg_myplugin_var');

セッション管理クラスの活用でカスタマイズの幅が広がるのでぜひ使ってみてください。 それでは!

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2013-06-11