Google Public DNSが使えなくなった場合の対策
DNSサーバーの安定性はネットを安心して行う場合の重要な要素ですが、その安定性に定評のあったGoogle Public DNSが2014年10月13日20時くらいから接続できなくなる問題が発生しました。
Googleのことですから、すぐに問題を解決してくれると思いますが、DNSの特性上、プロパゲーションの問題など場合によっては解決に時間がかかる場合もあるので、回避策を知っていると良いでしょう。
ネットワーク設定に詳しい人であれば簡単に問題を修正して回避できますが、そのような人に代行してネットの設定をやってもらった人にとってはチンプンカンなことでしょう。 そこで簡単ではありますが、Google Public DNSを回避する設定を書きたいと思います。(とはいっても単なるDNS設定の編集ですが…)
Windows7の場合
まず、コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」のアイコンをダブルクリックし、表示されたウィンドウの「アダプターの設定の変更」をクリックします。
次に、表示されたネットワーク設定リストの中で現在利用中のネットワーク設定のアイコンを右クリックし「プロパティ」を選択します。
表示されたウィンドウ内のリストから「インターネットプロトコル バージョン4 (TCP/IPv4)」のチェックをつけたまま選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
プロパティウィンドウの「全般」タブで「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。 これでGoogle Public DNSを使わず、接続しているネットワークルーターに設定されているDNSを利用するようになります。
ご自分でDNSを立てられている場合以外は大抵この設定で大丈夫です。 Google Public DNSが再度利用できるようになった場合はまたこのウィンドウを表示して以前の状態に戻してください。
(無線)LANルーターにGoogle Public DNSを設定していた場合
この場合は各ルーターのマニュアルをご覧いただいて、DNSの設定箇所を見つけて設定を変更してください。 大抵は自動設定にしておくことで回避できるはずです。
2014-10-13
1 件のコメント
接続のプロパティ
→インターネットプロトコルバージョン4の設定
─→詳細設定
──→DNS
の設定で
1st DNS
2nd DNS
3rd DNS
4th DNS
:
と3つ以上設定可能だったりする