Google検索結果の「虫眼鏡ボタン」で激変するSEO!
みなさんもお気づきかと思いますが、先日からGoogleの検索結果のタイトルリンクの隣に虫眼鏡(ルーペ)のアイコンが登場しました。
クリックすると分かりますが、リンク先の画面のスクリーンショットがサムネール形式で表示されますね。
利用者にとってはかなり便利な機能ですが、ホームページ制作者、とくにSEOを意識して作成している側にとっては、ある意味恐怖の機能になりそうですよ。。
使ってみて最初の印象は…
このファーストインプレッションが非常に重要だと思いますが、私が先入観なしに利用した印象としては「中身のないサイトはクリックするだけ無駄だから無視しよう。」でした。
そうです。 見栄えが非常に重要なのです。
では、具体的にどの辺に注意して対策すれば良いかを書いていきたいと思います。
虫眼鏡アイコンを意識してサイトを作るには…
まず、なんといってもコンテンツの量でしょう。
やっぱりテキストコンテンツの量だよね
これも虫眼鏡アイコンをクリックして表示されるサムネールでバレバレになってしまいます。 文章や写真などはこれまで通りに、いや、これまで以上に重要な要素として意識して作っていかなくてはいけません。
サムネールを見ただけで「あ、ここには大した情報が入ってないな」と事前に見抜かれてしまうのです。
これまでは少量のテキストコンテンツでも上位表示されてクリックされることはよくありましたが、ユーザーのページ滞在時間の短さをGoogleは懸念したのでしょう。
今後はSEOで上位表示されたとしても、虫眼鏡アイコンによって無視されてしまう懸念が大いにあるわけです。
Flashサイトはやや不利か
上の画像をご覧いただくと分かると思いますが、現状ではFlashコンテンツがプレビューで表示されない状態になっています。
そのため、フルFlashサイトやコンテンツの大部分をFlashで占められているサイトは若干不利になってしまうかもしれません。
とは言え、変更するとなると大変な労力ですよね。。 それほど負担にならないのであればJavaScriptを利用したコンテンツ等に切り替えると良いでしょう。
上部に写真やイラストを入れる
虫眼鏡アイコン機能で今後威力を発揮するのは、イラストや写真でしょう。
写真やイラストのプレビューが表示されると、一見して「なにか有用な情報があるかも」「自分が調べている内容に特化したページかも」ということを判断しやすくなります。
当然、写真やイラストは内容を表したものにすべきです。
そして配置する場所ですが、この写真やイラストを特にページの上部に持ってくることです。 というのも、このサムネール機能はページ下部のコンテンツを波線で省略するようになっているからです。
これではせっかくサムネールを意識して作ったページなのに、ユーザーに見てもらえないということになります。
まとめ
さて、このようにこれまで以上にページを注意して作成しないといけなくなってしまいましたが、しっかりしたページ作りを心がけていれば、それほど慌てる必要はありません。
2010-11-10