Selenium RC (selenium-server.jar) 起動オプション一覧

プログラミング

Selenium RC

Selenium RC(selenium-server.jar)を起動させる際のパラメータ情報が日本語であまり見当たらなかったので翻訳して表形式の一覧でおとどけします。 Selenium RCのバージョンは0.9.2のものを利用しています。

使い方

java -jar selenium-server.jar [-interactive] [options]
オプション 内容
-port <nnnn> selenium serverが使用するポート番号 (デフォルト 4444)
-timeout <nnnn> タイムアウトするまでの秒数
-interactive インタラクティブモードに切り替え 詳しくは「チュートリアル」を参照してください。
-multiWindow テストするWEBサイトを別ウィンドウに表示します。 Seleniumはframeをサポートしています。
-forcedBrowserMode <browser> ブラウザーモードを設定します (例:”*iexplore”: getNewBrowserSessionに何が渡されても、全てのセッションで”*iexplore”が使われます)。
-userExtensions <file> seleniumに読み込まれるJavascriptファイルを指定します。
-browserSessionReuse テスト中、ブラウザーの再初期化を停止します。
-avoidProxy デフォルトでは、ブラウザによる全てのリクエストがプロクシされます。 このオプションを付加することでURLに「/selenium-server」が含まれるもののみプロクシが使われるようにします。
-firefoxProfileTemplate <dir> 通常、Firefoxは起動時に空っぽのプロファイルデータを使っています。 この値を指定することによって代わりのプロファイルディレクトリを利用することができます。
-debug コンソール画面により多くの情報・診断が行われるデバッグモードになります。
-browserSideLog ブラウザの横にログが表示されます。ログはサーバから転送されるので、パフォーマンスに影響が出る場合があります。
-log <logFileName> 多くのデバッグ情報を指定したログファイルに出力します。
-htmlSuite <browser> <startURL> <suiteFile> <resultFile> 指定されたブラウザ(例:”*firefox”)で、指定されたURL(例:”http://www.google.com”)にある1つの(selenium
core)HTMLテストスイートを実行し、即座に終了します。 HTMLテストスイートファイルへのパスと、結果を出力するファイルへのパスは、絶対パスで記述する必要があります。
-proxyInjectionMode プロクシ・インジェクションモード(テストアプリケーションに対して、全てのコンテンツのプロクシサーバとして動作する)で実行します。 このモードにすると、複数のドメインにアクセスすることができます。 また、以下の追加設定をサポートしています。
-dontInjectRegex <regex> いつインジェクションすれば良いかをプロクシ・インジェクションモードに知らせるためのオプションの正規表現です。
-userJsInjection <file> 全てのページに付加されるJavaScriptファイルを指定します。
-userContentTransformation <regex> <replacement> テストHTMLコンテンツ全てに対してマッチする正規表現を指定します。 2番目の値はマッチした部分を置き換える文字列を指定します。 これらの設定は何度も使われます。 シンプルで役に立つ例として、”-userContentTransformation
https http” とすると、テストアプリケーションの「https」の部分がすべて「http」に変更されます。

なお、すべてを試したわけではなく、翻訳に多少難ありの部分もあるかと思いますので、お気づきになられた方はご一報いただけると幸いです。

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2008-02-27