アドセンスの不正クリックは止めましょう。
photo by Robert Scoble
サイトに貼るとついつい自分でもクリックしてしまいたくなるGoogleアドセンス広告。
Googleアドセンス広告を不正にクリックする(される)行為を「アボセンス」と呼ぶようですが(アカウントが消されるから?)、海外ではそれら不正クリックを信じられないような悪知恵を使って行われたりしているようです。
しかし、Googleの収益の根幹をなす広告ビジネスを侵害したものの末路とは? Googleはどうやってそれらの不正と戦っているのか? 興味深い記事があったので翻訳(意訳)してお届けします。
個人特定というのはここまで考えられているという意味で非常に良い記事なのではないかと思います。
(不正クリックは)止めましょう
不正クリック(Click Fraud)はクリック課金のオンライン広告市場において、人間による行為、自動化されたスクリプトやコンピュータープログラムによって行われ、不適切なクリック課金を目的として正常なユーザーがブラウザーで広告をクリックしたように見せかけます。
彼らが好む・好まないに関わらず、広告ネットワークにとって不正による利益はキーポイントとなっているため、不正クリックは論争の対象や増加する訴訟の原因になっています。
コンピューターを使ってこのようなインターネット上の不正をはたらくことは、多くの裁判で重罪が課されており、たとえば、カリフォルニア州では刑法502条に抵触し、またイギリスではコンピューターの悪用行為1990に抵触します。
競合サイトの広告予算を使い果たさせるために不正クリックしたことで逮捕されることもあるのです。
2004年、カリフォルニア州の男性が作成したソフトウェアプログラムをスパマーに使わせ、不正クリックによってGoogleから数百万ドル以上奪いました。 当局によると、男性はGoogleに対し、プログラムを使って得た150,000ドルを支払うよう恐喝していたところを逮捕されました。
不正クリックの種類
基本的なクリック
これをやるのは初心者です。 ボクちゃんはWeb技術やネットワークのしくみについて何の知識も持っていません。 彼は機会があればいつでも自分のサイトに掲載されている広告をクリックします。 1日数百クリックのうち、1~2クリックぐらいであれば可能でしょう。 十中八九、彼はアドセンス・プログラム・ポリシーや規約、前提条件を読んでいません。
プロキシー・クリック
この子はCookieやIPアドレスについてちょっとだけ知ってます。 いや、知らないかな? でもどういうわけか、anonymizerというものを使うと、Googleは自分を追跡できないんじゃないか、個人を特定できないし、と考えているようです。
複数コンピューターによるクリック
彼はどういうわけか、Googleは自分が持っているコンピューター単位でクリックを判別してるんじゃないかということを知っています。
それで、彼はクリック元を均等になるようにしようと考えました。 彼の友人や家族、親戚、近所の人、ペットの猫と犬をリクルートし、1つのミッションを与えました。
「広告をクリックするんだ。」
彼はまた、図書館のコンピューターを利用しているときや、仕事場のマシンでもクリックするでしょう。
ソフトウェアによるクリック
次のステップへの学位を得るのは、クリックボット(click-bot) を買った人です。 これらはアドセンス広告をクリックするために特別に作られたロボットソフトウェアです。 あなたのサイトをくまなく巡回し、数分おきに広告をクリックします。
さらに進化したものはIPアドレスも偽装するため、そのサイトは世界的に人気があるように見えます。 順路についてもカバーするために、クリック探検の間は広告主のサイトも巡回することがあります。
有料でクリックしてくれる人たち
もしあなたが自動化されたものが好きじゃないなら、常に他の選択肢があります。 プロのアドセンス・クリッカーに月額50ドルでお願いするのです。
彼らは高度で特別なインターネット・サーファーのグループで、インドやパキスタン、中国のストリートの隅にある暗い部屋のオフィスにいます。 アドセンスのアカウントが停止させられる前に、アドセンスアカウント・オーナーであるあなたのために大金を稼ぐのを手伝ってくれるでしょう。
彼らはあなたのWebサイトをまわり、数分おきに広告をクリックします。 彼らは人間の目を使うので、どの広告が価値があるのかを知っています。
さらに説得力を持たせるために、1つか2つのリンクをクリックし、広告主のサイトに対して無料の申し込みやニュースレターの申し込みをします。
クリックの輪
ネットワークはパワーを生み出す。 多くのビジネス・グル(教祖)たちがそう言っています。 自らの手でのみ行うのではなく、これらの人々は似通った目的のために手を取り合い、アドセンスのクリックを分け合う。 これをアドセンス・クリックの輪と呼びます。
このクリックの輪ネットワークに参加することで、あなたのWebサイトアドレスはメンバー達に知れ渡り、彼らは普通にそのWebサイトをまわり、アドセンス広告をクリックします。 その代わりに、あなたも他のメンバーのサイトをまわり、アドセンス広告をクリックしてあげるのです。
彼らの生息場所は一様ではありません。 いくつかのクリックの輪グループではコミュニケーションにメールリストを使います。 また他のグループはBBSフォーラムを使ったり、Yahoo グループやUsenetを使っています。 IRCも人気があります。
若干複雑なものとしては、メンバーのWebサイトアドレスやクリック目的のその他のWebサイトを表示するための特別なアドセンス交換ソフトがあります。
その他の手段
私は自分のニュースレター送信リスト用に何万ものメールアドレスを持っています。 もし私のニュースレターにアドセンス広告を含め、CTR(クリック率)が5%くらいあったとすると、1つのメールごとに何千ものクリックを得ることができます。 悪くないですね。
また、誰かにお金を払って、役に立つ、ナイスで面白くて、可愛いツールバーやFirefox用アドオン、スクリーンセーバーを作ってもらい、無料でダウンロードして使えるようにする。 そこに自分のアドセンス広告を載せてみたらどうでしょう。
訪問者だまし
シンプルにWebサイトに「スポンサー企業を見る(Visit our sponsors)」とか「上の広告を調査してください(Check out the ads above)」と載せてだますのです。
この方法はあんまり明快な不正ではありませんが、Googleアドセンスポリシーには明確に書いてあります。 許されているテキストは「広告(Advertisements)」か「スポンサーリスト(Sponsored List)」だけです。
スパムによるだまし
これは全ての不正クリックの中でも最もハイレベルなもので、詐欺師たちのマエストロです。 彼女は定期的に何百万通ものスパムメールを送信し、その中で「私のWebサイトの広告をチェックするのを手伝ってくれるのであれば、あなたの内部欲求を満足させます」と書いておきます。
もちろん、メールだけが唯一の方法ではありません。 IRCやインスタント・メッセンジャーでもやっぱり同じことです。
彼女は純粋無垢な被害者を探しては、「サイトに訪れてリンクをクリックするだけでいいの」という、あまりにもうますぎる話を持ちかけるのです。
クリック率(CTR)によるだまし
上に挙げたどの方法を使おうと、そこにはある制約条件があります。 CTR(クリック率)です。
どんなクリック率であろうと、あるパーセンテージ(おそらく10%くらい)を超えると、アドセンスのバックルームで赤信号が点灯します。
クリック率を下げるために、プロの騙し屋は同じドメイン上で高トラフィックを稼ぐページをいくつか作成します。 面白い無料ページはこのトリックを行っていると思います。 そこにアドセンス・コードが貼られているので、ページ・インプレッション数がかなり高くなります。
そこのページでは広告がクリックされるかどうかは気にしません。 なぜなら、そのページは競争率の低い、支払いが安いキーワードで出稿されているからです。
だますためのクリックは当然、低トラフィックページの報酬が高いキーワード広告に対して行われるのです。
なぜアドセンスを騙すべきではないか?
もしあなたがアドセンスを騙してお金を早く儲ける意図でアカウントを取得したのであれば、今からでもいいから止めておけと言いたいです。
なぜ?とあなたは言うでしょう。 Googleはとてもお金持ちだし、ちょっと減ったぐらいではなんともないでしょう?と。
そうね、そうかもしれないね。 でも言ったことは信じてほしい。 本当に止めておいたほうがいいから。 以下がその理由…
Googleを騙すのは無理
アドセンスから正しくない方法でお金を稼ぐための巧妙なアイデアを持った人が、時々出てきますね。 世界中にアナウンスされ、いろんなフォーラムに記事が投稿され、「あいつはなんて賢いやつなんだ」なんて言われたりします。 彼のアイデアはつねにGoogleには把握不可能で、いつもオリジナルで、いつもぼろ儲けです。
彼が分かっていない点は、数カ月すると、Googleに捕まってしまうことです。 毎回そう。
で、彼のアドセンス・アカウントは無効にされます。 毎回そう。
そして、二度とアドセンス・アカウントを取得することはできないのです。 毎回そう。
Googleは巨人であり、2005年の収入で約100億ドル、利益は10億ドル以上にのぼります。 そのかなりの部分がアドワーズやアドセンスの広告収入によるものなのです。
不正クリックが増えることは、Googleの信頼を下げ、広告主を減らし、売り上げを減少させます。 最後まで解決できなければ、それはクリック課金型広告ビジネスの崩壊を引き起こします。
さて、Googleがそんな大金を稼ぎ出すビジネスを、あなたが壊すことを許すと思いますか?
Googleには資金があり、地球上で最も頭の良いエンジニアや科学者をたくさん引き連れています。 彼らがGoogleを支え続けているのです。
どれだけあなたが自分で頭が良いと思っていても、そんな世界最高の頭脳によるコラボレーションの裏をかくことができるでしょうか?
2~3ヶ月分くらいであれば、騙せるかもしれません。 が、最終的には不正検知のアルゴリズムにキャッチされ、あなたは捕えられます。
そして、他のいろいろなものといっしょにGoogleアドセンスから叩き出されるのです。
騙すこと=窃盗
どんなにあなたが正当性を主張し、立ち向かいたいと思っても、騙すことは窃盗なのです。 あなたはGoogleから盗んだだけではなく、アドワーズの出稿者からも盗んだことになります。 出稿者の大多数は大企業ではありませんが、小さなWeb担当者は生計を立てるためにインターネットに頼っているのです。
また、たとえあなたが同僚から盗むようなモラル感(あるいは欠如)であったとしても、窃盗は違法であることを自覚しましょう。 オンラインであろうとオフラインであろうと、犯罪は犯罪です。 不正クリックをすると逮捕されるのです。
実際、Googleはアドセンスを不正クリックした輩を数カ月まえに訴えました。 逮捕された者もいれば、重い罰金を課せられた者もいます。
(不正クリックより)法律を守って儲けたほうがはるかに簡単
アドセンスに気づかれずに運用する方法を言いましょう。 クリックプログラムを使わないように。 プロキシーも、クリックの輪も、有料でクリックしてくれる人たちも雇わないように。
何とかしてIPアドレスを分散させるように。 ポップアップもスパイウェアもアドウェアも使ってはいけません。 クリック率は10%を超えないようにしましょう。 まだ足りません。 儲けを微々たるものにしましょう。 超えてはいけない上限があるのです。
そうしないとあなたのアカウントに対して望まない注意を払わないといけなくなるでしょう。
あなたの形跡を覆い隠すために、かなり頑張ってWebサイトを改善させれば、実際良い結果になるものです。
具体的には、記事を投稿し、SEO対策を施して順位を上げ、アドセンス広告の位置を改善すれば、同程度か、より多くの利益を得ることができます。
確かに、時間はかかるかもしれませんが、これは合法なのです。
Googleが不正を特定するために使っている方法(のいくつか)
何!?まだアドセンスを騙したい? 止めときなさいって。 逃げられませんって。 小さい広告ネットワークならまだしも、Googleには通用しませんよ。 ここに出したのは、Googleが使っていると思われるいくつかの特定方法です。 少なくとも、こういった情報を把握してるでしょうね。
IPアドレス
アドセンスをクリックしたIPアドレスで同じアドセンスアカウントにログインした場合(またはその逆)、あなたのアカウントに死亡フラグが立ちます。
Cookie
自宅にいる多くのユーザーは、ネット接続に動的IPが使われています。 多くのケースでは、接続を切って繋ぎ直すと、新しいIPアドレスが割り当てられます。 でも忘れてはいけません。 GoogleはあなたのコンピュータにCookieをセットしているのです。
他のGoogleサービス
自分のアドセンスアカウントにアクセスしてないから安全だと思ってない? もう一回考えてみて。 これらについても→Gmail、Google Earth、Googleカレンダー、Google検索、Googleツールバー、Google Talk、Googleサイトマップ、Googleデスクトップ、Bloggerなどなど。
Googleはとにかくいろんなサービスを提供しているから、多くの(たぶん、ほとんど全員の)クリックしたユーザーを追跡できるんです。
クリックパターン その1
あれ? どうしてこのコンピュータのIPアドレスのユーザーは、このサイトでだけ広告を喜んでクリックしてるんだ? 他のサイトに貼ってある広告は1回もクリックしてないぞ?
クリックパターン その2
なんでこのサイトにアクセスする人たちは直接(URLを入力したり、ブックマークからだったり)来てるんだろう? 他の検索エンジンやWebサイトからのリンクで来た人たちに比べて広告をかなりクリックしてるし。
クリックパターン その3
広告をクリックするユーザーはすぐサイトを離れるのはなんで? 広告をクリックしないユーザーは何ページか見てるのに。
クリック率(CTR)
あなたのクリック率が0.5%~10%の間だとします。 でも、ある数値を超えると(たぶん10%くらい)、死亡フラグです。
地理的な位置
Urchin (あるいはGoogle Analytics)を使ったことがありますか? それなら、Googleが小さな町までトラフィックを追跡できていることを知ってると思います。 異なるIPアドレスだけでは多くは分かりません。
あなたのサイトが限られた小さな地域のみを対象にしているのでなければ、近辺から広告を多くクリックすると即効停止されるでしょう。
ハードウェア・アドレス
LANカードやモデム、ルーターのMACアドレスはほとんど指紋みたいなものです。
Googleがこれをどうやっているのか分かりませんが、彼らは特定していると思います。
だって、天才がいるんですから。 知ってるでしょ?
広告主のコンバージョン率
クリックはきっかけです。 で、それが広告主に利益をもたらしているでしょうか? もしクリックが広告主のコンバージョンに何の効果もないと思われたら、問題です。 最初に高い広告なんぞクリックしようものなら、あなたのアドセンスアカウントは無効になります。
検索エンジンランキング
あなたのサイトが検索エンジンのどこにもインデックスされておらず、有名サイトにもリンクされてないのに、いつもアクセス数が多いとな? 冗談に聞こえます。
アドウェアが組み込まれたソフト、スパム、トロイの木馬型のクリックボット、故意にインストールされたクリック交換ネットワークかどうか関係なく、正しいとは思えません。
ページデザイン
「クリックして」とか「助けて」等はどうか? Googleは世界一優秀な検索エンジンですよ? 見つけられないとでも?
組み合わせ
ここまで挙げた特定方法は、単体では効果が弱いでしょう。 でも組み合わさると、これらのフィルターを突破できる不正クリックが一体どれだけあるか。 天才的なクリックボットでもかなり時間がかかるでしょうね。
Googleアドセンスからの追い出され方
ここに挙げた方法は「追い出され方」ですからね。 言い換えると、アドセンスを無効にされたくなかったら「やっちゃいけない」リストってことです。
- アドセンス・プログラム・ポリシーや利用規約を無視する。
- 自分のサイトの広告を自分でクリックする。 特に「本当に興味があるもの」をクリックする。 周り(友人、家族、親戚、サイト訪問者、ペットの犬や猫まで)にクリックするようお願いする。 不正を特定されないようにプロキシーを利用する。
- クリックの輪に参加する。 クリックの輪は、グループ内の別の人のサイト内広告をクリックするというコンセンサスの元で集まっている人たちの集まりです。 よく使われるのはYahoo!グループ、インスタント・メッセンジャー、メーリングリスト、Webフォーラム、あるいは特注のソフトウェアです。
- クリックボットを買ったり、作ったり、使ったりする。 クリックボットはあなたのサイトを巡回し、掲載された広告をクリックします。 多くの場合、クリックボットは特定されるのを防ぐためにプロキシーを使っています。
- インディアン・クリッカーにお金を払う。 インディアン・クリッカーというのは、クリック課金型広告をクリックすることが主な仕事の人たちのことで、悪い依頼人から報酬をもらっています。 彼らの多くはインドや中国など、途上国の人たちです。
- あなたのサイトのアドセンス広告をクリックさせる目的のために、その他のWebサイトにお金を払う。 どんな手を使おうと、だいたい上に挙げたような方法を使うこと。
- 広告をクリックさせるために何か別の言い回しを使う。 「ここをクリック」とか「どうか助けてください」とか「スポンサーを見る」など。 Googleが許可している「スポンサー リンク」や「広告」意外の言葉を使うこと。
- あらゆるページにできるだけ多くの広告を貼る。 通常の広告ブロックを1ページに3つ以上設置し、1ページ内に広告リンクを2ユニット以上貼ったり、アドセンス、アドワーズ、Firefoxに関連するボタンを2つ以上貼ったりする。
- トラフィックを稼ぐためにスパイウェアを使う。 スパイウェア、アドウェア、マルウェア、その類のものを使って、ユーザーがマシンを立ち上げると毎回強制的にあなたのWebサイトを開くようにします。 もっと良い方法は、特注のソフトウェアやツールバーなどを使わせて、あなたの広告を表示させたりクリックさせたりする方法です。
- 自分のWebサイトにポップアップ広告を使う。 ユーザーがページにアクセスすると毎回新しいポップアップウィンドウが開きます。 スマイリーやIQテスト広告が出ると完璧です。
- できるだけターゲットから外れた層のトラフィックを稼ぐ。 たとえば、あなたのサイトや他のサイトをメンバーが巡回しているかのように、自動巡回プログラムを使う。
- コンテンツページではないところにアドセンスコードを貼る。 登録フォームや規約ページ、ログインページなど。
- アドセンス広告のようなコンテンツ連動型広告を同じページ内に貼る。 例えばYahoo Publisher Network(現在は廃止)。 ただし、アフィリエイトリンクや、キーワード・ベースの広告は許容されているので、追い出されることはないでしょう。
- 2つ以上のアドセンス・アカウントを取得する。 ペットの犬用だったり、ネコ用だったり、バイアグラ用だったり、MP3ダウンロード用だったり。
- アドセンスコードをメールやusenetやRSSに貼り付ける。
- 大勢にあなたの広告クリック率やページ・インプレッション数などを教える。 一方、トータルの収益を教えることは許されてるんです。
- Googleロゴを出してはいけないところに出したり、出すべきところに出さない。 つまり、Googleのトレードマークを無視する。
- アドセンスコードの体裁をいじる。 レイアウトや色、URLなど、Googleから提供されたコードをコピペして使わない。
- で、これは重要なこと。 もしGoogleアドセンス・チームからメールを貰っても、無視すること。
- つまみ出されるような内容を含むページにアドセンスコードを貼る。
Googleからつまみ出されるページ内容とは
- 度を過ぎた罵り言葉が並んでいる。
- 暴力表現、狭量な人種感覚、個人やグループ、組織を過剰に持ち上げる内容。
- ハッキング・クラッキングについての内容。
- 違法薬物や道具についての内容。
- ポルノ、アダルト、成人向けコンテンツ。
- ギャンブルやカジノ関係の内容。
- 過剰な広告。
- 違法な活動を勧めるような内容や、自分以外の法的権利を侵害するような内容。
- ナビゲーション中に勝手にポップアップ・ウィンドウを出したり、ウィンドウの裏に出したり、閉じる時に出したりすること。 何かのダウンロード用にはっきりしないアドセンス広告を出したり、出稿者の設定を変えたりすること。 ポップアップウィンドウについては、1ユーザー・セッションあたり5つを超えなければ、許されるかもしれません。
- Webページ内に、過剰に、繰り返し、関係のないキーワードを含める。
- ページランクのような、検索エンジンのランキングを良くするために、人を騙すような内容にしたり、構造をそのように作ったりすること。
- ユーザーや第三者にオンライン活動でインセンティブ(金銭やポイントなど)を与えるような内容(制限されているわけではないけども)。 広告やリンクをクリックしてもらう、検索してもらう、Webサイトを巡回してもらう、メールを読んでもらう、世論調査をやってもらう、など。
- 武器兵器や火器兵器、弾薬やバリソン、バタフライ・ナイフやメリケンサックのようなもののセールスプロモーション。
- ビールや強いアルコール飲料のセールスプロモーション。
- タバコやそれに類する製品のセールス。
- 医師の処方箋が必要な医薬品のセールス。
- デザイナー・グッズの模倣品のセールス。
2010-05-04