間違ったURLがGoogleにインデックスされた場合の対策方法
MovableTypeやWordPressなどのブログでは、記事を公開する場合にページのURLを設定することができますよね。
SEO対策にも良い影響があるため、積極的に活用していきたいところですが、最初に公開したアドレスを変更したい場合はどうしたらいいでしょう? 今回はその対策のお話です。
あっ!スペル間違えた!!
よくやっちゃうのが英単語の間違い。 私の場合は地元のショッピングモールのブログ記事「kyodo-corty.html」を「kyodo-colty.html」としてしまい、Googleにインデックスされてしまいました。
ブログではPing通知機能が付いているものがあって、公開した記事をすぐにGoogleに通知するものも少なくありません。
GoogleはPing通知を受けた記事をすぐにインデックス化して検索エンジンに載せてしまうため、正しいURLにしたいけど、インデックスされたURLをリンク切れにしたくない…という希望もあるでしょう。
他にも、このファイル名で公開したはいいけど、やっぱりこの単語のほうが一般的だし、いいよなぁ、変えたいなぁ、なんてときがありますよね。
canonical属性を付加して対応する方法
一番分かりやすい対策方法は、「canonical属性」を利用した以下の方法でしょう。 重複コンテンツが存在する場合に一意のURLとして検索エンジンに伝えるための属性ですね。
1.正しいURLの記事ページを作成して公開する
まずは、公開中のページの記事と同じ内容の新しい記事を作成し、正しいURLで公開します。 例えばここでは「http://colori.jp/kyodo-corty.html」としますね。
2.間違って公開したページに「canonical属性」を付ける
次に、間違って公開されているページをFTPなどでダウンロードして、<head>タグ内に「canonical属性」を付けて再度アップロードし、新しく正しいURLのページをGoogleに教えます。
<head> ...(中略) <link rel="canonical" href="http://colori.jp/kyodo-corty.html">
週一程度で更新しているサイトやブログであれば3日ほどでインデックスされたURLが修正されるはずです。 無事変更されたら古いページの方を削除します。
.htaccessでURL変更を通知する方法
WebサーバーがApacheの場合は「.htaccess」というファイルを作成して、以下のように記述し、トップディレクトリにアップロードすることでURLが変更されたことをGoogleなどに通知できます。
RedirectPermanent /kyodo-colty.html http://colori.jp/kyodo-corty.html
この「RedirectPermanent」というキーワードは「永久にページURLが変更されました」というHTTPステータスコード「301」をレスポンスとして返してくれます。
まとめ
ブログの更新はついつい急いで公開してしまいがちですが、URLアドレスはSEO対策に有効な指標なので、慎重にやりましょうね!
2011-01-19